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『あなたにあげる!』


パンセ〈1〉 (中公クラシックス)

パンセ〈1〉 (中公クラシックス)

  • 作者: パスカル
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2001/09/10
  • メディア: 新書



現在、極東地域が抱える問題は二つある。
ひとつは中国の拡大。大国政策であり、もうひとつは南北朝鮮である。
この二つを同時に解決する為に、ひとつの提案をしたい。
『朝鮮譲渡論』だ。
簡単に言うと、『中国さん、あんたに朝鮮半島をあげるから、
その代わりに東シナ海・南シナ海での無理な領土主張はやめなさい。』という話である。

多くの人は、極東の問題は北朝鮮だと考えるだろう。
だけど、北朝鮮問題は実は簡単なのだ。
戦争になったら、間違いなく北朝鮮は滅びる。
中国とロシアから『不戦』の言質を取れば、それで終わる。
米韓と北朝鮮の(主に質的な)戦力差を考えればそうなる。
下手をすれば韓国単独でも勝てるんじゃないだろうか?
もちろん相当なダメージを覚悟しなければならないけど。
 (戦略的に考えれば、韓国の弱点は首都ソウルが国境線に近いことだと思う。
  陥落の可能性がある。
  首都陥落に伴う首都機能喪失による混乱と心理的ダメージから立ち直る為の時間は致命的だ。
  その対策は前もって講じておくべきだろう。
  ま、僕ならそれ以前に首都を南に移しておくけど。)
問題になるのは戦争によるダメージと戦後処理の難しさなんだ。
核ミサイルなど一発でも撃ってしまえば、アメリカの逆鱗に触れ、同時に中露の支援も受けられなくなるだろう。


さて、北朝鮮が滅ぼされたとする。
勝者である米韓には戦後処理の責任が発生する。
考えられる方法は二つ。
理想的なのは、韓国が朝鮮半島全土を支配することだが、これはほぼ不可能である。
かつて東西ドイツが合体したとき、両国間の経済格差は六倍だったという。
当時西ドイツは高い工業力によって西側でも有数の経済大国であった。
にも拘らずかなりの経済的困難があったそうである。
韓国と北朝鮮の経済格差は三十八倍(最新のデータでは三十倍との指摘もある)。
韓国経済自体が不安定であるし、韓国の経済構造は南北合併という大事には向かない構造をしている。
もうひとつ考慮しなければならないのは、韓国自体がかなりのダメージを受けているであろうことだ。
南北合併を強行すれば韓国経済は耐え切れず、韓国自体に破綻の可能性が出てくる。
韓国の破綻は世界経済に深刻なダメージを与えることになる。
 (もちろん、我が国がとばっちりを受けることは間違いない。)
だから、この案は実行不可能だ。

そうすると北朝鮮単独での再生ってことになるが、これには大量の投資が必要になる。
だけど、誰がそんなお金を出すんだ?
あんな、核兵器やミサイルで他国を威嚇してゆすり・たかりをするような国の為に、誰が金を出す。
しかも回収の見込みも無い。
レアアースが出るらしいがそれも未確認だし、後は『喜び組』位しか目ぼしいものは無い。
アメリカがイラクでやったように、結局は中途半端で投げ出すしかなくなるのではないか?
石油でも出れば民間企業が投資するだろうが、それも無い北朝鮮では一層酷い状況になるだろう。
そうなると戦争の当事者として、勝者として、米韓は国際的な非難を受ける羽目になるだろう。
だから、この方法もダメである。
かくして北朝鮮は延命されているのである。


しかし、朝鮮半島が不安定であることは世界の将来に不安な要素を抱えることでもある。
そこで中国だ。
中国の経済力は巨大だ。
自国領になるのなら投資は惜しまないだろう。
一時的減速はあっても将来的に中国経済は力強さを増すだろう。
おまけに韓国もつけるから、まあ、何かの役には立つだろう。
いや、役に立つかもしれない・・・だな。
あ、竹島はあげないけどね。

これで当初の約束どおり、中国が他地域での領土主張を放棄するなら、
万事丸く収まってめでたしめでたしだ。


何?
韓国国民は不満だと?
どーでもいいよ、そんなの。
世界中にウソをばら撒き、レイプしまくり、マナーの悪い国民なんて。
元々朝鮮民族に国を持たせるなんて、分別のつかないガキに過ぎたおもちゃを与えるようなものだ。
今の南北朝鮮を見れば両方ともろくなものじゃないだろ、朝鮮民族の作った国は。
その程度なんだよ、朝鮮民族ってのは。
世界の将来の為に、朝鮮民族の国なんて無くした方が良いんだ。
な~に、朝鮮人たちは日本統治時代が嫌いなようだからその前の状態、
中国の俗国に戻してやるだけの話だ。
むしろ親切だろ?

めでたしめでたし。





今週の一曲
Chris Rainbow 『Love You Eternally』


ホワイト・トレイルズ(紙ジャケット仕様)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ウ゛ィウ゛ィト゛・サウント゛
  • 発売日: 2010/03/24
  • メディア: CD



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