お前はもう死んでいる。
ども。
ソネブロの品位を一人で貶めているprometheです。
ん?『少しは反省しろ!』だって?
フッ。甘いな。
我が辞書に反省の文字は無い!
と・こ・ろ・で。
リニューアル一回目の更新ということで、今回はスペシャルゲストをお招きしました。
『北斗の拳』のケンシロウさんです。
わ~、パチパチパチ。
それではケンシロウさん、今回のお題をビシッと決めてください。
ケンシロウ「お前はもう死んでいる」
ハイ、ありがとうございます。
見事に決まりましたね。
ここで気になるのは、『お前』とは誰か?ですね。
お答えしましょう。
それはこの国の年金制度です。
まず最初に確認しておきたいのは、
『今の年金制度は国の社会保障制度ではない』ということだ。
『国の』と言うならすべての国民に平等でなくてはならないが、
実際にはそうなってはいない。
『社会保障制度』ならそれだけで老後の生活が成り立たねばならないが、
これもそうではない。
実に中途半端なんだ。
結局のところ、一流企業に就職して定年までそこで働けた人だけが安泰な老後を迎えられる。
現行制度だとね。
老後が安泰か否かの分水嶺が、
実は夢と希望と活力にあふれた青春の時にあるだなんて誰が思うだろう?
また、老後の安泰のみを求めて就職先を決めるなんて、そんな若者はくだらない。
国民にそれを強いる国は、もっとくだらない。
『アリとキリギリス』の寓話があるけど、
あれって、アリばっかり生き残っても文化は栄えない。
為政者を喜ばせるだけなんだ。
現代社会においては『社会の中にどれだけ多くのキリギリスを抱えることができるか?』、
それが問われると思う。
それは即ち『社会が多様性に富んだ文化を内包している』ということだ。
早速脱線しかけているけど、とにかく今の年金制度は社会保障制度ではない。
歴史的にみると、年金制度の始まりは企業の福利厚生から始まっている。
それを国が取り込み、恩給やらなんやらを組み込んだのが今の年金制度なんだ。
だから平等・公平になっていない。
最初からそんな思想は入っていないんだ。
んで、その年金制度だけど、僕は若い頃から疑問を持っていた。
ネズミ講とどこが違うのだ、と。
集めたお金の総額は変わらない。
そこから制度を運営する役人の給料や、積み立てが十分でない人の年金を払うと、
当然積み立てた総額は目減りする。
ネズミ講でも加入金の一部は必ず本部が持っていくんだ。
おんなじ構造だろ?
早く加入した人には十分なリターンがあるけれど、しわ寄せは必ずどこかにくるんだ。
それもネズミ講とおんなじ。
集めたお金を運用して総額を増やす?
そりゃぁ、マルチ商法やないかーい!
それはさておき、年金制度が健全かどうか?
これについては議論の余地はないように思う。
定年は60歳なのに年金の支給は65歳からだとか、
経済は膨張するから本来なら支給額は微増していくべきなのだが、
だんだんと支給額が減っているだとか、
支給額が生活保護の基準額を下回るとか、
数々の客観的な事実が年金制度の崩壊が近いことを物語っている。
いや、もう、本当は崩壊しているのだ。
『年金制度の健全性を保つ』ために行われる5年おきの見直しは、
実際には『どーやったら現行制度を延命できるか?』が目的と化している。
支給年齢を遅らせたり、金額を減らしたりして、ね。
それはもう、本来の目的を忘れた『遊び』でしかない。
政界では『定年を70歳にしよう』なんて声も出ている。
政治家なんていう楽な仕事してるからこんな発想ができるんだろうね。
ところがどっこい、世間では高齢になると難しくなる仕事がほとんどなのだよ。
政治家の方々は下界のことはよくご存じないのだろうけど、ね。
だけど実際、高齢になってまでも生活のために働かざるを得ないなんて、
世界第三位の経済力を誇る国の、成熟した国の、あるべき姿だと思うかい?
そんな政治をしてて恥ずかしくないのかい?
その程度の政治しか出来なくて、みっともないと思わないのかい?
年金制度の崩壊は、経済にも悪影響をもたらす。
十分な年金が無いとなると、貯蓄に頼るしかない。
すると経済の良好な循環に寄与すべきお金が、十分に市場に回らなくなる。
『不安』が大きいほど、悪影響も大きい。
僕は不思議に思う。
こんな崩壊した制度に執着する理由は何なんだろう、と。
今や弊害の方が大きくなっているのに、それに固執し続けるのは何故なんだろう?
一つ、考えられるのは、『不良役人を飼い続けること』だ。
今は役人じゃないけど。
彼らはかつて、『グリーンピア』やら何やらをあちこちに作り、そして破たんさせた。
それでどのくらいの積立金が失われたのだろう?
今、その『失われた積立金』があったら、
それを運用することでどの位の利益があっただろう?
それらがあったら、支給年齢を遅らせたり、
支給額を減らしたりする必要はなかったかもしれない。
少なくとも、緩和されていることは間違いない。
その責任を、誰が、どんな形で、取ったのか?
再び脱線するが、これはとても重要なことだ。
失政の責任を追及しないと、未来に禍根を残す。
責任を問われないのなら、エラソーなことを言って、
テキトーな事をやっていればいいのだから。
そういう意味で『豊洲問題』の帰結にはとても興味があった。
石原の責任を問うかどうか?(問えるかどうか?ではないことに注意)
これによって将来、政治が正常化されるのかが見えてくるからだ。
だが残念なことに、この期に及んでもまだ『腐った政治』を続ける気のようだ。
それから、ついでに言うけど、社保庁の解体→民営化は間違っている。
年金制度は国が国民に対して約束して少なくないお金を徴収しているのだから、
国が、きちんと責任を持って国民に支給すべきなんだ。
それを民営化するなんて、無責任極まりない。
また、すべての問題の解答が『民営化』なら、政治も民営化すればいい。
『トヨタ・ソーシャル・サービス』とか、『パナソニック・ライフ・サービス』とか、ね。
その方が余程マシな政治をしてくれるだろう。
閑話休題。
とにもかくにも、年金制度は崩壊した。
死んでしまった。
『人間五十年 下天の内をくらぶれば 夢幻のごとくなり
一度生を受け 滅せぬもののあるべきか』
と言った、先人たちの認識は極めて正しい。
どんな楽園も、いつかは滅ぶ。
巧緻を極めた施策でも、いつかはその役割を終える時が来る。
次の、新しい施策に道を譲る時が来るのだ。
その意味で、今、『年金制度の死亡宣告』が必要なんだ。
なら、どうする?
次の社会保障のあり方を示さないと、僕らは、社会は、一歩も前に進めない。
私案がある。
『税と社会保障の一体改革』と言いながら、新しい社会保障の形は示さず、
消費税だけ上げてあとは知らんぷりの、うそつきな偽政者たちになり替わり、
稚拙ながらも私案を提示しようと思う。
これまでこのブログの中でいろんな問題について言及してきたけれど、
僕の中では問題意識だけでなく自分なりにその解決策も用意できていた。
ただ、それを提示するか否かについては逡巡があった。
迷いがあった。
拙ブログを読んでくださった方々にも考えて欲しかったから。
安易に私案を提示することは、それを妨げるものだから。
今回はあえて提示しようと思います。
*
*
僕の私案、それはごく簡単に言うとベーシックインカムです。
ただ、ベーシックインカムは安易に適用すると、国民の労働意欲を削いでしまう。
労働は憲法に定められている国民の義務であるから、
労働能力と労働意欲、この二つを軸にして施策を構成する必要がある。
下の表はそのイメージを簡便に表したものだ。
まず、世帯構成別に標準保障年収(A)を設定する。
これは、わかりやすく言えば『国が国民に約束する生活』を金銭に還元したものだ。
『これ位の年収があれば、この位の生活ができる。その生活を国が約束しますよ。』
ということだ。
国民の基本的な生活は自らが働いて得た収入による。
その上で、その収入がAの値を下回った場合、その差額を国が補てんする。
たとえば、甲さんの世帯のAの値が400万円だったとする。
しかし甲さんの世帯年収は300万円しかない。
差額は100万円。
その100万円を国が補てんする。
もちろん、Aの値以上に稼げれば何も問題はない。
ここで問題なのは、国民が十分な自助努力をしているか否か、
各企業がAの値以上に給与を払うべく努力しているか否かだ。
各企業にはAの値は『努力目標』となる。
特別な事情が無い限り(創業間もないなど)、
努力しない企業には高い法人税を課すなどして努力を促す必要がある。
Aの値の決め方だが、時間外手当を含まないものとする。
もちろん、それと比較される年収にも。
国民は働くために生きているわけではない。
幸せになるために生きているんだ。
だから私人としての時間を削ることになる時間外勤務で得られた収入は、
年収から除外すべき。
核家族の場合、基本的にどちらか一人の収入とする。
子供への影響を考えると、共働きは問題がある。
今の内閣は『働き方の選択肢』というが、この私案では『人生の選択肢』を重視する。
ここ30年位で欧州の平均所得は1.2倍に、米国は1.5倍になっているが、
日本のそれは0.8倍と目減りしている。
これは重要なことだ。
少なくとも欧州レベルの所得を見込んだ設定にすべきである。
この私案のメリットとして、
①戦略的に重要な職業の振興ができる。
たとえば、農業。
いま日本の農業は後継者不足などで崩壊寸前だ。
農家のお年寄りは、『百姓は趣味だから』言う。
だけど、国の在り方としてある程度の自給率を維持することは必要なことだ。
若い世代で農業に取り組む人には高い収入を保証すれば、解決の糸口にはなるだろう。
たとえば、中小企業。
自動車メーカーの下請け・孫請けなどギリギリの状態で操業している。
しかし、得てしてこういう企業が重要な技術・希少な技術を持っていたりする。
彼らの技術を維持・継承していくことは彼ら自身にとどまらず、
メーカー、ひいては日本のためにもなる。
たとえば、伝統工芸。
今後少子化を迎える中で、外貨獲得の一つの柱になるであろう観光。
日本にしかないお土産品として、伝統工芸は役に立つ。
もちろん、現政権が問題視している、保育士や介護関連の待遇改善にも効果はある。
②この施策自体が経済浮揚効果を持つ。
アベノなんとかでは景気浮揚効果はごく限定的だった。
そりゃそうだろう。
ヤツは国民の方なんか見ていない。
景気を『作る』のは国民だ。
景気が浮揚するためには、日本中の幅広い地域で、
幅広い世帯がより多くの消費をしなければならない。
しかし所得が減少し、格差が広がった今の日本ではそれは無理だ。
すべての世帯に収入を保証するこの施策ならば、できる。
特に地方の経済浮揚効果は大きいだろう。
地方では公務員を除くと平均所得が200万円台なんてところはざらにある。
それが、ドラスティックに収入が増えるのだから、
その効果もまたドラスティックなものになる。
しかもその効果は半永続的だ。
高度経済成長期のような急激な右肩上がりの高揚は見られないが、
高いレベルで安定した、高原状の景気になるだろう。
逆にデメリットとして考えられるのは、
①職業差別の可能性があること。
労働能力の低い人たちの所得水準を低く設定するので、
その人たちが従事するであろう職業が差別の対象になるかもしれない。
差別は人間の本質的なものだから。
ただ、仕事ができる人と仕事ができない人が同じ給与というのは悪平等だと思う。
皆さんは、30歳過ぎて算数ができない人の存在をご存じだろうか?
こうしてネットでブログを見ている皆様には、俄かに信じることができないかもしれない。
僕はそういう人たちを少なからずみてきた。
『自分は数学が苦手で・・・』と彼らは言う。
いやいやいや、足し算・引き算は算数だから!
彼らはほぼ間違いなく仕事ができない。
想像を絶する位に。
障害ゆえに・・・という訳でもない。
きっと勉強してなくて、脳が活性化していないのだろう。
彼らが単純労働など簡単な仕事に就き、少ない供与であることは致し方ないことだと思う。
②企業の活力が失われる可能性があること。
先にこの施策の結果、『高原状の景気になる』と書いた。
これは企業側からみれば、大きな成長は望めない、ということになる。
『経済は膨張する』という経済界の常識からすれば、停滞は悪である。
しかしこれは視点を変えて欲しい。
高止まりの景気が半永続的に保証されるということは、
日本市場においてはほぼ安定した経営ができるということにつながる。
安定した経営をベースにしながら、日本経済の余力や海外に活力を見出してもらいたい。
この施策をベースにして、各種加算や補正を加えて正式な支給額を算出する。
繰り返しになるが、この施策は『労働』がベースになっている。
労働意欲が乏しい者は最低限の、既に引退した方でも労働の実績があれば厚遇する。
次に財源についても軽く触れておこう。
まず現行の年金制度を廃止するのでそのプール金が使える。
もちろん年金機構も不要になるから、その人件費をはじめ各種経費も不要になる。
年金機構の資産は売却。
生活保護も廃止。
その原資も加える。
直接の窓口は各自治体になるだろうが、年金・生活保護担当の人員を回せるので、
新たな人件費の発生はない。
景気対策の名目で出される公共事業は必要なくなるので、これも使える。
さらに、地方振興のために出される補助金も不要になる。
農業関連の補助金も。
企業は年金の半額負担が必要なくなるから、法人税もアップできる。
あとは消費税かな。
ただ、これまでと違って消費税のアップが景気に悪影響を与えることはなくなる。
消費税のアップはAの値に反映されるから、生活に悪影響を与えることはない。
また、緊急の景気対策も必要なくなる。
まだまだ未完成な私案だと思うが、
要は国民の生活を中心に考えた政治をして欲しいという事なんだ。
折角の『民主主義』なのだから。
さて、今回は折角ケンシロウさんに来て頂いたので、
前々から聞きたかった事を聞いてみたいと思います。
ケンシロウさんは戦うとき、上半身に力を入れて着ている服を破ったりしますよね?
それはいいんですけど、その後でしれっと同じ服着てたりしますよね?
あれ、どうやって入手してるんですか?
ケンシロウさんが活躍する時代は、文明が崩壊して物が少ない時代ですよね?
普通に考えたら、同じものを手に入れるなんて難しいのではないですか?
ケンシロウさんはいつも革ジャン着てらっしゃいますが、
『今日は革ジャンが手に入らなかったから、どてらで我慢しよう』とか、
『今日はフリルのついたワンピース』とかって事があるのでは?
ケンシロウ『・・・・・』
あー、これは触れてはいけない話題だったようですね。
では、話題を変えましょう。
ケンシロウさんの使う北斗神拳は秘孔(所謂「つぼ」ですね)を突いて
体の内側から破壊するという拳法ですね。
あれって、そのー、エッチに使えないですかねー。
すごい快楽を与える秘孔をついて、『おまえはもうイッている』とか。
なんちゃって!
ケンシロウ『・・・・・・・』
そ、そんな睨まないで下さいよ~。
怖いな~。
じゃ、じゃあ、ケンシロウさんもエッチ好きですよね。
エッチの時に快感を与えようとして、でも興奮しすぎて間違った秘孔突いちゃって、
『あべし』とか『たわば』になっちゃた事って…痛っ!
何するですか~!
ケンシロウ『秘孔コチョコチョカイカイを突いた』
えっ、それってどうなるんですか?
ケンシロウ『ボンッだ』
ぎゃ~!お、お助けを~!
・・・無事だったら次回更新でお会いしましょう。
<了>
ここまで読んでくれた方に感謝をこめて・・・
☆日常の風景
①散歩をよくします。うつ病にいいからという理由ですが。
その定番コースの途中にあるポスター。
!?ミスターマリック!?
もはやハンドパワーに頼るしかない・・・、のか?
②ある日、時代劇を見ていた。なんとなく。
クライマックスで、正義の味方が悪人の居宅に乗り込む。
そこで悪人、『冥土の土産に聞かせてやろう』などとのたまう。
バカですね~、コイツ。
そんなこと言うから切り殺されちゃうんだよ。
ここは『メイドを土産に持たせてやろう』というべきだ。
何人もメイドの魅力(別嬪さん限定)には抗えないのだ。
僕が正義の味方だったら、そのままメイド連れて帰りますね。
帰って、キャッキャウフフな事をしなければならないから。
二人くれたなら、もう、積極的に悪事に手を貸しますね。
何せ正義の味方だから義理堅いのです!
③作ってみました。
YUTA様ほどではないですが、まあ、そこそこの出来ではないかと。
ただ、完成まで4年ほどかかりました。
④辛い日々の数少ない癒し。
毎月やってくる嫁たち。
僕が何とかやっていけてるのもこの娘たちのおかげだよ。
更新の間隔があいたので、すべての嫁たちを紹介できませんが、
特にお気に入りの子を紹介します。
ディアドラグーン・フォルテちゃんです。
この娘ってば、カワイイ顔してパンツが紫色!
やってくれます。
去年のアニメの中で最もお気に入りのキャラ、レムちゃんです。
7分の1添い寝ver.…。
この娘見てると、強烈な思いがこみ上げてくる。
『あぁ!俺も7分の1になりたい!』
7分の1になったら、添い寝してもらって、その後キャッキャウフフな事をするのです。
サービスカット。
ではまた~♪
ソネブロの品位を一人で貶めているprometheです。
ん?『少しは反省しろ!』だって?
フッ。甘いな。
我が辞書に反省の文字は無い!
と・こ・ろ・で。
リニューアル一回目の更新ということで、今回はスペシャルゲストをお招きしました。
『北斗の拳』のケンシロウさんです。
わ~、パチパチパチ。
それではケンシロウさん、今回のお題をビシッと決めてください。
ケンシロウ「お前はもう死んでいる」
ハイ、ありがとうございます。
見事に決まりましたね。
ここで気になるのは、『お前』とは誰か?ですね。
お答えしましょう。
それはこの国の年金制度です。
まず最初に確認しておきたいのは、
『今の年金制度は国の社会保障制度ではない』ということだ。
『国の』と言うならすべての国民に平等でなくてはならないが、
実際にはそうなってはいない。
『社会保障制度』ならそれだけで老後の生活が成り立たねばならないが、
これもそうではない。
実に中途半端なんだ。
結局のところ、一流企業に就職して定年までそこで働けた人だけが安泰な老後を迎えられる。
現行制度だとね。
老後が安泰か否かの分水嶺が、
実は夢と希望と活力にあふれた青春の時にあるだなんて誰が思うだろう?
また、老後の安泰のみを求めて就職先を決めるなんて、そんな若者はくだらない。
国民にそれを強いる国は、もっとくだらない。
『アリとキリギリス』の寓話があるけど、
あれって、アリばっかり生き残っても文化は栄えない。
為政者を喜ばせるだけなんだ。
現代社会においては『社会の中にどれだけ多くのキリギリスを抱えることができるか?』、
それが問われると思う。
それは即ち『社会が多様性に富んだ文化を内包している』ということだ。
早速脱線しかけているけど、とにかく今の年金制度は社会保障制度ではない。
歴史的にみると、年金制度の始まりは企業の福利厚生から始まっている。
それを国が取り込み、恩給やらなんやらを組み込んだのが今の年金制度なんだ。
だから平等・公平になっていない。
最初からそんな思想は入っていないんだ。
んで、その年金制度だけど、僕は若い頃から疑問を持っていた。
ネズミ講とどこが違うのだ、と。
集めたお金の総額は変わらない。
そこから制度を運営する役人の給料や、積み立てが十分でない人の年金を払うと、
当然積み立てた総額は目減りする。
ネズミ講でも加入金の一部は必ず本部が持っていくんだ。
おんなじ構造だろ?
早く加入した人には十分なリターンがあるけれど、しわ寄せは必ずどこかにくるんだ。
それもネズミ講とおんなじ。
集めたお金を運用して総額を増やす?
そりゃぁ、マルチ商法やないかーい!
それはさておき、年金制度が健全かどうか?
これについては議論の余地はないように思う。
定年は60歳なのに年金の支給は65歳からだとか、
経済は膨張するから本来なら支給額は微増していくべきなのだが、
だんだんと支給額が減っているだとか、
支給額が生活保護の基準額を下回るとか、
数々の客観的な事実が年金制度の崩壊が近いことを物語っている。
いや、もう、本当は崩壊しているのだ。
『年金制度の健全性を保つ』ために行われる5年おきの見直しは、
実際には『どーやったら現行制度を延命できるか?』が目的と化している。
支給年齢を遅らせたり、金額を減らしたりして、ね。
それはもう、本来の目的を忘れた『遊び』でしかない。
政界では『定年を70歳にしよう』なんて声も出ている。
政治家なんていう楽な仕事してるからこんな発想ができるんだろうね。
ところがどっこい、世間では高齢になると難しくなる仕事がほとんどなのだよ。
政治家の方々は下界のことはよくご存じないのだろうけど、ね。
だけど実際、高齢になってまでも生活のために働かざるを得ないなんて、
世界第三位の経済力を誇る国の、成熟した国の、あるべき姿だと思うかい?
そんな政治をしてて恥ずかしくないのかい?
その程度の政治しか出来なくて、みっともないと思わないのかい?
年金制度の崩壊は、経済にも悪影響をもたらす。
十分な年金が無いとなると、貯蓄に頼るしかない。
すると経済の良好な循環に寄与すべきお金が、十分に市場に回らなくなる。
『不安』が大きいほど、悪影響も大きい。
僕は不思議に思う。
こんな崩壊した制度に執着する理由は何なんだろう、と。
今や弊害の方が大きくなっているのに、それに固執し続けるのは何故なんだろう?
一つ、考えられるのは、『不良役人を飼い続けること』だ。
今は役人じゃないけど。
彼らはかつて、『グリーンピア』やら何やらをあちこちに作り、そして破たんさせた。
それでどのくらいの積立金が失われたのだろう?
今、その『失われた積立金』があったら、
それを運用することでどの位の利益があっただろう?
それらがあったら、支給年齢を遅らせたり、
支給額を減らしたりする必要はなかったかもしれない。
少なくとも、緩和されていることは間違いない。
その責任を、誰が、どんな形で、取ったのか?
再び脱線するが、これはとても重要なことだ。
失政の責任を追及しないと、未来に禍根を残す。
責任を問われないのなら、エラソーなことを言って、
テキトーな事をやっていればいいのだから。
そういう意味で『豊洲問題』の帰結にはとても興味があった。
石原の責任を問うかどうか?(問えるかどうか?ではないことに注意)
これによって将来、政治が正常化されるのかが見えてくるからだ。
だが残念なことに、この期に及んでもまだ『腐った政治』を続ける気のようだ。
それから、ついでに言うけど、社保庁の解体→民営化は間違っている。
年金制度は国が国民に対して約束して少なくないお金を徴収しているのだから、
国が、きちんと責任を持って国民に支給すべきなんだ。
それを民営化するなんて、無責任極まりない。
また、すべての問題の解答が『民営化』なら、政治も民営化すればいい。
『トヨタ・ソーシャル・サービス』とか、『パナソニック・ライフ・サービス』とか、ね。
その方が余程マシな政治をしてくれるだろう。
閑話休題。
とにもかくにも、年金制度は崩壊した。
死んでしまった。
『人間五十年 下天の内をくらぶれば 夢幻のごとくなり
一度生を受け 滅せぬもののあるべきか』
と言った、先人たちの認識は極めて正しい。
どんな楽園も、いつかは滅ぶ。
巧緻を極めた施策でも、いつかはその役割を終える時が来る。
次の、新しい施策に道を譲る時が来るのだ。
その意味で、今、『年金制度の死亡宣告』が必要なんだ。
なら、どうする?
次の社会保障のあり方を示さないと、僕らは、社会は、一歩も前に進めない。
私案がある。
『税と社会保障の一体改革』と言いながら、新しい社会保障の形は示さず、
消費税だけ上げてあとは知らんぷりの、うそつきな偽政者たちになり替わり、
稚拙ながらも私案を提示しようと思う。
これまでこのブログの中でいろんな問題について言及してきたけれど、
僕の中では問題意識だけでなく自分なりにその解決策も用意できていた。
ただ、それを提示するか否かについては逡巡があった。
迷いがあった。
拙ブログを読んでくださった方々にも考えて欲しかったから。
安易に私案を提示することは、それを妨げるものだから。
今回はあえて提示しようと思います。
*
*
僕の私案、それはごく簡単に言うとベーシックインカムです。
ただ、ベーシックインカムは安易に適用すると、国民の労働意欲を削いでしまう。
労働は憲法に定められている国民の義務であるから、
労働能力と労働意欲、この二つを軸にして施策を構成する必要がある。
下の表はそのイメージを簡便に表したものだ。
まず、世帯構成別に標準保障年収(A)を設定する。
これは、わかりやすく言えば『国が国民に約束する生活』を金銭に還元したものだ。
『これ位の年収があれば、この位の生活ができる。その生活を国が約束しますよ。』
ということだ。
国民の基本的な生活は自らが働いて得た収入による。
その上で、その収入がAの値を下回った場合、その差額を国が補てんする。
たとえば、甲さんの世帯のAの値が400万円だったとする。
しかし甲さんの世帯年収は300万円しかない。
差額は100万円。
その100万円を国が補てんする。
もちろん、Aの値以上に稼げれば何も問題はない。
ここで問題なのは、国民が十分な自助努力をしているか否か、
各企業がAの値以上に給与を払うべく努力しているか否かだ。
各企業にはAの値は『努力目標』となる。
特別な事情が無い限り(創業間もないなど)、
努力しない企業には高い法人税を課すなどして努力を促す必要がある。
Aの値の決め方だが、時間外手当を含まないものとする。
もちろん、それと比較される年収にも。
国民は働くために生きているわけではない。
幸せになるために生きているんだ。
だから私人としての時間を削ることになる時間外勤務で得られた収入は、
年収から除外すべき。
核家族の場合、基本的にどちらか一人の収入とする。
子供への影響を考えると、共働きは問題がある。
今の内閣は『働き方の選択肢』というが、この私案では『人生の選択肢』を重視する。
ここ30年位で欧州の平均所得は1.2倍に、米国は1.5倍になっているが、
日本のそれは0.8倍と目減りしている。
これは重要なことだ。
少なくとも欧州レベルの所得を見込んだ設定にすべきである。
この私案のメリットとして、
①戦略的に重要な職業の振興ができる。
たとえば、農業。
いま日本の農業は後継者不足などで崩壊寸前だ。
農家のお年寄りは、『百姓は趣味だから』言う。
だけど、国の在り方としてある程度の自給率を維持することは必要なことだ。
若い世代で農業に取り組む人には高い収入を保証すれば、解決の糸口にはなるだろう。
たとえば、中小企業。
自動車メーカーの下請け・孫請けなどギリギリの状態で操業している。
しかし、得てしてこういう企業が重要な技術・希少な技術を持っていたりする。
彼らの技術を維持・継承していくことは彼ら自身にとどまらず、
メーカー、ひいては日本のためにもなる。
たとえば、伝統工芸。
今後少子化を迎える中で、外貨獲得の一つの柱になるであろう観光。
日本にしかないお土産品として、伝統工芸は役に立つ。
もちろん、現政権が問題視している、保育士や介護関連の待遇改善にも効果はある。
②この施策自体が経済浮揚効果を持つ。
アベノなんとかでは景気浮揚効果はごく限定的だった。
そりゃそうだろう。
ヤツは国民の方なんか見ていない。
景気を『作る』のは国民だ。
景気が浮揚するためには、日本中の幅広い地域で、
幅広い世帯がより多くの消費をしなければならない。
しかし所得が減少し、格差が広がった今の日本ではそれは無理だ。
すべての世帯に収入を保証するこの施策ならば、できる。
特に地方の経済浮揚効果は大きいだろう。
地方では公務員を除くと平均所得が200万円台なんてところはざらにある。
それが、ドラスティックに収入が増えるのだから、
その効果もまたドラスティックなものになる。
しかもその効果は半永続的だ。
高度経済成長期のような急激な右肩上がりの高揚は見られないが、
高いレベルで安定した、高原状の景気になるだろう。
逆にデメリットとして考えられるのは、
①職業差別の可能性があること。
労働能力の低い人たちの所得水準を低く設定するので、
その人たちが従事するであろう職業が差別の対象になるかもしれない。
差別は人間の本質的なものだから。
ただ、仕事ができる人と仕事ができない人が同じ給与というのは悪平等だと思う。
皆さんは、30歳過ぎて算数ができない人の存在をご存じだろうか?
こうしてネットでブログを見ている皆様には、俄かに信じることができないかもしれない。
僕はそういう人たちを少なからずみてきた。
『自分は数学が苦手で・・・』と彼らは言う。
いやいやいや、足し算・引き算は算数だから!
彼らはほぼ間違いなく仕事ができない。
想像を絶する位に。
障害ゆえに・・・という訳でもない。
きっと勉強してなくて、脳が活性化していないのだろう。
彼らが単純労働など簡単な仕事に就き、少ない供与であることは致し方ないことだと思う。
②企業の活力が失われる可能性があること。
先にこの施策の結果、『高原状の景気になる』と書いた。
これは企業側からみれば、大きな成長は望めない、ということになる。
『経済は膨張する』という経済界の常識からすれば、停滞は悪である。
しかしこれは視点を変えて欲しい。
高止まりの景気が半永続的に保証されるということは、
日本市場においてはほぼ安定した経営ができるということにつながる。
安定した経営をベースにしながら、日本経済の余力や海外に活力を見出してもらいたい。
この施策をベースにして、各種加算や補正を加えて正式な支給額を算出する。
繰り返しになるが、この施策は『労働』がベースになっている。
労働意欲が乏しい者は最低限の、既に引退した方でも労働の実績があれば厚遇する。
次に財源についても軽く触れておこう。
まず現行の年金制度を廃止するのでそのプール金が使える。
もちろん年金機構も不要になるから、その人件費をはじめ各種経費も不要になる。
年金機構の資産は売却。
生活保護も廃止。
その原資も加える。
直接の窓口は各自治体になるだろうが、年金・生活保護担当の人員を回せるので、
新たな人件費の発生はない。
景気対策の名目で出される公共事業は必要なくなるので、これも使える。
さらに、地方振興のために出される補助金も不要になる。
農業関連の補助金も。
企業は年金の半額負担が必要なくなるから、法人税もアップできる。
あとは消費税かな。
ただ、これまでと違って消費税のアップが景気に悪影響を与えることはなくなる。
消費税のアップはAの値に反映されるから、生活に悪影響を与えることはない。
また、緊急の景気対策も必要なくなる。
まだまだ未完成な私案だと思うが、
要は国民の生活を中心に考えた政治をして欲しいという事なんだ。
折角の『民主主義』なのだから。
さて、今回は折角ケンシロウさんに来て頂いたので、
前々から聞きたかった事を聞いてみたいと思います。
ケンシロウさんは戦うとき、上半身に力を入れて着ている服を破ったりしますよね?
それはいいんですけど、その後でしれっと同じ服着てたりしますよね?
あれ、どうやって入手してるんですか?
ケンシロウさんが活躍する時代は、文明が崩壊して物が少ない時代ですよね?
普通に考えたら、同じものを手に入れるなんて難しいのではないですか?
ケンシロウさんはいつも革ジャン着てらっしゃいますが、
『今日は革ジャンが手に入らなかったから、どてらで我慢しよう』とか、
『今日はフリルのついたワンピース』とかって事があるのでは?
ケンシロウ『・・・・・』
あー、これは触れてはいけない話題だったようですね。
では、話題を変えましょう。
ケンシロウさんの使う北斗神拳は秘孔(所謂「つぼ」ですね)を突いて
体の内側から破壊するという拳法ですね。
あれって、そのー、エッチに使えないですかねー。
すごい快楽を与える秘孔をついて、『おまえはもうイッている』とか。
なんちゃって!
ケンシロウ『・・・・・・・』
そ、そんな睨まないで下さいよ~。
怖いな~。
じゃ、じゃあ、ケンシロウさんもエッチ好きですよね。
エッチの時に快感を与えようとして、でも興奮しすぎて間違った秘孔突いちゃって、
『あべし』とか『たわば』になっちゃた事って…痛っ!
何するですか~!
ケンシロウ『秘孔コチョコチョカイカイを突いた』
えっ、それってどうなるんですか?
ケンシロウ『ボンッだ』
ぎゃ~!お、お助けを~!
・・・無事だったら次回更新でお会いしましょう。
<了>
ここまで読んでくれた方に感謝をこめて・・・
☆日常の風景
①散歩をよくします。うつ病にいいからという理由ですが。
その定番コースの途中にあるポスター。
!?ミスターマリック!?
もはやハンドパワーに頼るしかない・・・、のか?
②ある日、時代劇を見ていた。なんとなく。
クライマックスで、正義の味方が悪人の居宅に乗り込む。
そこで悪人、『冥土の土産に聞かせてやろう』などとのたまう。
バカですね~、コイツ。
そんなこと言うから切り殺されちゃうんだよ。
ここは『メイドを土産に持たせてやろう』というべきだ。
何人もメイドの魅力(別嬪さん限定)には抗えないのだ。
僕が正義の味方だったら、そのままメイド連れて帰りますね。
帰って、キャッキャウフフな事をしなければならないから。
二人くれたなら、もう、積極的に悪事に手を貸しますね。
何せ正義の味方だから義理堅いのです!
③作ってみました。
YUTA様ほどではないですが、まあ、そこそこの出来ではないかと。
ただ、完成まで4年ほどかかりました。
④辛い日々の数少ない癒し。
毎月やってくる嫁たち。
僕が何とかやっていけてるのもこの娘たちのおかげだよ。
更新の間隔があいたので、すべての嫁たちを紹介できませんが、
特にお気に入りの子を紹介します。
ディアドラグーン・フォルテちゃんです。
この娘ってば、カワイイ顔してパンツが紫色!
やってくれます。
去年のアニメの中で最もお気に入りのキャラ、レムちゃんです。
7分の1添い寝ver.…。
この娘見てると、強烈な思いがこみ上げてくる。
『あぁ!俺も7分の1になりたい!』
7分の1になったら、添い寝してもらって、その後キャッキャウフフな事をするのです。
サービスカット。
ではまた~♪
2017-08-25 06:13
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コメント(15)
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おはようございます。
7月で65歳になり・・・年金満額?になりましたが不安です。
こうはんの記事大好きです。
by YUTAじい (2017-08-26 05:44)
年金払い終わりましたがアテにしていません。
by U3 (2017-09-03 17:01)
そういえばミスターマリックさんしくじり先生みたいな番組に出ていましたね。
by U3 (2017-09-04 09:38)
年金不安
上の世代が持って行きすぎました
でもなかなか言えることではなし。
by tommy88 (2017-09-11 19:16)
☆prometheさんへ
ひとつ前の記事の存在を知り少し長いコメントを入れさせて頂きました。
その存在に気づかず今頃になってのコメントお許し下さい。
by U3 (2017-09-27 23:08)
初めまして、面白い記事なので、コメントを入れさせてもらいました。
年金については、誰もが興味あることで、
私もこの記事には同感を得ます。
by ミック (2017-10-01 06:51)
おはようございます。
今年一年ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いします。
by YUTAじい (2017-12-31 05:21)
今年もお付き合い ありがとうございました
佳いお年をお迎え下さい(^^)
by (。・_・。)2k (2017-12-31 06:01)
今日は~
訪問、nice!&コメント有難う御座います。
此方こそ・楽しませて頂き有難う御座いました。
来年もお付き合いの程・宜しくお願いします。
来る年が良い年で有ります様・・・。
by okina-01 (2017-12-31 09:44)
ことしもお世話になりました。
よいお年をお迎えください。
by ねじまき鳥 (2017-12-31 23:39)
おはようございます。
今年も宜しくお願い致します。
by YUTAじい (2018-01-02 07:39)
あけましておめでとうございやす。
良い一年となりやすように(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2018-01-02 14:29)
明けましておめでとうございます。
今年も相変わらずよろしくお願い致します。
by ネオ・アッキー (2018-01-03 08:20)
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願い致します(^^)
by (。・_・。)2k (2018-01-03 12:10)
So-netブログ在籍中はお世話になりました。
So-netプロバイダーの解約によって、7月末にSo-netブログは削除されました。
Nice!を戴いたことを感謝して、
「 So-netブログ 転出 Movabletype 」の3ワードで Google検索しますと、わたしの fc2 や WP の記事がトップページに表示され、So-netプロバイダーをキャンセルする前に So-netブログを転出させる方法を解説しております。
色々とありがとうございました。
by Ujiki.oO (2018-08-09 23:46)